ドッグホテル「ひなた屋」


少年時代に犬にかまれて、大人になっても犬恐怖症だったという東村さん。
でも今では犬のいない生活は考えられない。
ついにドッグホテルオーナーに。

奥さんのはじめた盲導犬の仔犬を育てるパピーウォーカーが人生を変えた。
 
育てた仔犬との別れに涙が出て・・・。
世田谷区桜と桜上水に2店舗を置くドッグホテル「ひなた屋」。今ペット業界でも注目の的!

ドッグホテルの経営者あるいは従業員になるためには、何か資格みたいなものは必要なのですか?

いわゆるなんとか免許といった資格は必要ありません。ただ、いつでも勉強するという姿勢は、必要ですね。いろいろな気質の犬がいますし、やはり勉強熱心な人じゃないと続きません。そういう意味で、私どもでは動物専門の学校を卒業した方を優先で採用しています。少なくても動物について勉強するという姿勢はあるわけですから。それと忍耐力ですかね。なにしろこの仕事は、朝から晩まで掃除ですから。犬と遊べる楽しい仕事、と思ったら大間違いですよ。
生きている犬を預かるということで、いろいろとご苦労もあると思いますが?

そうですね。やはり言葉を理解しない犬を相手にするということでしょうか。うちの場合は、放し飼いにして遊ばせながらお預かりしますから、それぞれの犬が何を考えているかわからないのでとても気を使います。事前にお客様にヒアリングをしてお預かりするのですが、やはり飼い主さんの前と違う行動をする犬もいるんです。おとなしいと聞いていた犬が、すぐにマウンティングを仕掛けて回るなんてことも結構あります。
室内犬限定という条件のついたドッグホテルですが、どうしてそんな条件をもうけているのですか?

外で犬を飼っている飼い主さんと室内で犬を飼っている飼い主さんは、やはり違います。外で飼われている犬は昔の番犬的な考えが残っていて、やはり犬なんですね。室内で飼われている犬は、家族の一員というか、かけがえのない存在なんです。それを一緒に預かるというのは、ちょっとどうかと。室内犬限定としたことで、室内犬の飼い主さんには安心してご利用いただけているようです。
今もたくさんのワンちゃんに囲まれていらっしゃいますが、昔から犬はお好きだったんですか?

いや、実はずっと犬恐怖症だったんですよ。小学校2年生くらいのころ、犬にかまれたんです。田舎が鹿児島なんですが、その頃の鹿児島では当然犬は外で飼うものだったんです。学校から家に帰ろうと、走ってある家の前を通り過ぎた。そうしたら、犬が追いかけてきて、足をガブっと。それ以来犬が怖くて、そばを通るのも嫌だった。
子供の頃から犬恐怖症だったという方が、またどうしてドッグホテルを始めようとお考えになったんですか?

きっかけはうちの妻です。もともと私は金融関係のサラリーマンをしていたんです。その後フリーランスの金融コンサルタントに転身しました。少し自由な時間が取れるようになったんで、妻がパピーウォーカーをやりたいと言い出しまして。やってみると、これが結構大変なんです。一番困ったのは、洗濯でしたね。犬の毛布を洗う場所がない。家族のものと一緒に洗うにはちょっと、かといってコインランドリーを使うわけにもいかない。そこで、犬の洗濯屋を始めよう、と思ったのがきっかけです。
犬の洗濯屋という発想はとてもユニークですね。それが現在のドッグホテルへとかわっていったのは?

犬の洗濯屋というと、犬をシャンプーしてくれるところだと思うお客さんがたくさんいたんです(笑)。洗濯屋だけじゃ儲からないから、それじゃシャンプーもやろうと。そうするとカットは? お預かりは? という形で、お客様からさまざまなリクエストが出てきたんです。それに応えるような形で、現在の「ひなた屋」になっていったという感じです。
★お預かりにあたって一番注意することは?
★特に困った経験は?
★将来の夢や展望!

etc...

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